北朝鮮“ミサイル”残骸を発見





韓国は北朝鮮が発射した事実上の長距離弾道ミサイルの残骸を朝鮮半島西側の黄海で見つけ、13日、その映像と写真を公開しました。

 

韓国国防省によりますと、12日、北朝鮮による発射からおよそ1時間半がたった午前11時半ごろ、海軍が朝鮮半島西側の黄海で、ミサイルの1段目の残骸を発見しました。



残骸は、長さが10メートルほどで、朝鮮語で「銀河」を意味する「ウンハ」というミサイルの名称のうち、「ン」と「ハ」の文字の一部が確認できます。



海軍は、ボートで残骸に近づいて、ロープを結び付けようとしたものの、残骸は海底に沈んだということで、今後、波の状態を見ながら引き揚げることにしています。



韓国国防省のキム・ミンソク報道官は13日午後、「残骸を分析すれば、北のミサイルの性能が一部分かるのではないか」と述べました。



国防省では、ミサイルの材質やどのような燃料が使われたかなどが明らかになる可能性があるとしています。



当初、国防省は、残骸が見つかっても公開しない方針でしたが、発射に向けた兆候をつかみきれず、批判が強まっているため、映像と写真を公開することで、対応には最善を尽くしているという姿勢をアピールするねらいもあるとみられます。


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